台北記
アフロのおじさんが台北に行っている様子をツイッターに投下していたのに感化されて書く気を起こしました。ひと月前に台北旅行に行った話です。
初海外だったので、easyモードから始めようと思って選んだのがここ台湾。勿論お値段も値段もeasyモード。旅行プランも万全です。チュートリアルにしたがってボタンを押すだけで「はい、クリア!」なコテコテな観光地を一挙回るツアーを利用しました。
適当に時系列に書きます。
初日
余裕の5時半起床。やるときはやります。そんなこんなで8時前に関空着。前乗りするといって何故か西成で宿泊した友人。一泊1,500円。何故ネカフェに泊まらなかった。
「淀川」と言ってもバレませんかね。
初日はフリーだったので台北101と土林夜市に行きました。ベタにベタの上塗りです。
台北101は下からの見上げた大きさには圧倒されますが、展望デッキからの眺めは、東京スカイツリーの時に覚えた高揚感はありませんでした。それほど東京の街並みは圧倒的ということかな。
夕暮れ時のライトアップは幻想的でした。
写真と出てくる料理が全く違います。牡蠣も海老もどこにおんねーん!みたいな。
でも味はいける。他チキンや揚げ饅頭など色々かぶりつきました。B級グルメ好きに育ててもらえて謝謝。
2〜3日目
2日目はツアー、3日目は移動日でした。
忠烈祠。観光地され過ぎていてげんなり。
衛兵に選ばれるのは一家の誇りだそうです。決してアイドル的な意味ではない。
それにしてもこの距離感。
故宮博物院。圧倒的な観光客の数。ほとんどが中国からのツアー客だそうで。ガイドさん曰く「ガンガン列に割り込んでくるからツアー客でしっかり固まりましょう」とのこと。芸術鑑賞というには程遠い。しかし濃密な1hでした。
ベタ・ザ・ベタ観光旅行の仕上げの九份。
ここで落とし穴。思いっきりバス酔いしました。山道をガンガン攻めるんだもの。他の人大丈夫なのかな。
ゲロ寸止め九份なので。夜風に吹かれてレモジューをすすって時間をつぶしました。
港町の夜景が綺麗だったので、青白い顔で一生懸命ピントを合わせる努力をしてます。
帰りもバス酔いしました。もうやだ状態で友人には大変申し訳なかった。
バス酔いはともかく一度も正露丸のお世話にならなかったのは何より良かった。
また安心して訪れることができそうです。
メトロポリタン美術館〜古代エジプト展〜
先週の日曜日に開幕した古代エジプト展に行ってきました。
この展覧会、土曜日は16:30からは入館料が900円(通常1,500円)となかなかお得です。
特別展示のみじっくり回って正味1時間半くらいだったので、閉館(19時)まで時間としては十分かと思われます。初週にしては思ったより人も少なく快適に閲覧できました。
数日前、チケットぴあに500枚限定のハトシェプスト女王の頭部石像のイヤホンジャック付きチケットが売れ残っていたので大盛況ではない予想は付いてました。これはイヤホンジャックの需要が無いだけの理由かもしれませんが・・・笑
ところで、古代エジプトは多神教です。色んな神様がレリーフや石像として具現化されていますが、人間と動物をミックスさせたものが多数あります。人体の顔だけが牛(ハトホル神)や隼(ホルス神)としてデザインされています。その理由は、神を自然界に存在するものをモチーフにすることで親和性を持たせているのではないかと考えられているそうです。
なんとなく艦隊や城を擬人化したくなるのも分かる気がしました。
崇拝する対象が変わっただけで、人間の発想は3000年前と根本的には変わっていないのかも知れませんね。
ひと月前の夏フェス〜ループエコーフェス@なんば
8月7日は立秋。暦の上では明日で夏が終わりますね。まあ早い。
夏の思い出として今年唯一の夏フェスになりそうなイベントについて振り返ってみました。もう一ヶ月前になるんですが「ループエコーフェス」という空中ループ主催のイベントに行って来ました。
出演者はハルカトミユキ、アナログフィッシュ、bonobos、people in the box、polaris、空中ループ。アナログ以外初見なので新鮮味がありました。自分にとってはこの「新鮮味」がフェスに求める要素として大きいのかもしれません。
会場も個性的でした。元キャバレー跡ということで、立地は向かいにラブホがデデーンと建ってたり(客層的にこのイベント帰りに寄る人は少なそう)、地下の会場に続く階段や照明やコの字型ソファなどなど・・・昭和ラグジュアリーを沢山醸し出ていました。非日常的な空間の演出というのもフェスにとって大切な要素ですね。
あと、雰囲気がゆるいイベントだったので頑張らなくても最前列までスルスル行けました。ちなみに下戸が無理して空きっ腹にアルコールを入れたため記憶は虚ろです。
そんな中でもbonobosのTHANK YOU FOR THE MUSIC、polarisの深呼吸などは、自然と意識が目覚めるくらいのインパクトでした。名曲は酔いも(一瞬だけ)駆逐してくれます。
ライブ中に何度も立ち寝しそうになってたんですが、そのままスヤスヤいってしまえたら最高に気持ちがいいんでしょうね。小さな願望。